2016年5月29日(日)札幌北海道歯科医師会館にて、IPOI近未来オステオインプラント学会北海道支部学術大会に出席しました。
2016年5月29日(日)9:30〜 札幌北海道歯科医師会館にて、IPOI近未来オステオインプラント学会・北海道支部 学術大会に出席しました。
これからの歯科 〜選ばれる歯科診療所になるために〜
フォーユーメディカル株式会社 廣田祥司さんの特別講演がありました。
今後、歯科診療所という会社組織をどのように安定させていくのか?
我々の歯科業界では、一昔前までは経営やお金について話をすることが、タブー視されておりました。
しかし、会社経営については歯科大学では教えてもらえません。
今まで「勉強」というと「歯科技術」の講習会、学会に行くのが当たり前でした。
今回は、切り口を変えて歯科技術とは違い歯科「医業」の勉強です。
とても大事な勉強です。
最近、歯科経営セミナー等が20年前と比べると大変に増えてきました。
先日も接遇セミナーや自己啓発系セミナーをスタッフと一緒に受講しました。
いくつかのセミナーや教本を読んでいるとある一定の法則のような、
どれも言っている事は同じような内容である事に気が付きます。
院長の気付きが大事なんですね。
本日の学会弁当。
美味しく頂きました。
業者さんのブースもありました。
いつもお世話のなっています、京セラメディカル、和田精密歯研のブース。
午後は、8名の先生による会員発表でした。
・札幌 神宮前歯科クリニック 工藤昌之先生 「上顎インプラント治療における審美的考察」
・釧路 エンゼル歯科医院 伊藤 理先生 「咬合支持域の不足をインプラント補綴により回復した1例」
・札幌 麻布エルム歯科 豊吉 弘先生 「上顎前歯部インプラント埋入後、隣在歯が歯根破折した1症例」
・札幌 ため歯科クリニック 多米宏暢先生 「患者の希望を最優先にした治療の難しさ」
・旭川 いわた歯科クリニック 岩田泰明先生 「インプラントと矯正治療を行なった下顎第2小臼歯の先天性欠如例」
・旭川 南6条通り歯科 松梨 寛先生 「顎機能を考慮して咬合再構成を行なった1症例」
・札幌 しんはっさむ歯科 土橋隆史先生 「上顎臼歯部中間欠損にインプラント治療を行なった1症例」
・札幌 パールヤマダ歯科 山田隆利先生 「天然歯とインプラントにおける遊離歯肉移植術について インプラント周囲に角化粘膜は必要か」
毎年、この時期に支部学術大会を行なっておりますが、年々レベルが高くなってきている気がします。
症例発表の機会って避ければ避けて生きていけるのが、この業界です。
学会、勉強会、講習会に行かなければ発表しなくても生きていけます。
症例発表するって、もの凄く準備に時間がかかります。
その症例について世界一詳しい訳ですから、どんなに質疑応答されても答えれるように準備をする訳です。
しかし、緊張でど忘れしたり、すぐに答えられなかったり。。
見た事も無い大勢の前より、同じ勉強仲間の前だったら少しはマシですよね。
もちろん緊張はしますが。。
大変に結束力の強い北海道支部です。
とても有意義な週末でした。
さぁ、今週は海外出張はありますが、30日(月)、31日(火)午前まで気合いを入れていきましょう。
帰国後はインプラント手術が待っています。
谷口歯科診療所
院長 谷口昭博