☆スタッフブログ☆4Sコンセプトに基づく「即時荷重インプラント手術」を受けました!②

なぜ怖がりな私が、インプラント手術を受けようと思ったか?

皆様こんにちは!谷口歯科診療所に勤務して6年目のスタッフです。前回のブログでは、谷口歯科診療所で「4Sコンセプトに基づく、即時荷重のインプラント埋入手術」を受けてどうだったか?率直な感想を書かせていただきました。
谷口歯科診療所のYouTube第123話[スタッフが4Sコンセプト・即時荷重インプラントを体験!インタビュー 4S抜歯即時埋入インプラントとは?] では、院長の解説付きでインタビュー動画もUPされておりますので、ぜひご覧ください^^
さて、今回は、「なぜ怖がりな私が、インプラント手術を受けようと思ったか!?」についてお伝えしたいと思います。
これは、「谷口歯科診療所で歯に対する院長の考えを何度も聞いてきたから」そして、「実際に谷口歯科診療所で即時荷重インプラント手術をお受けになった患者様の反応をたくさん見てきたから」というのが一番かなと思います。“即時荷重”のインプラント手術をお受けになった患者様が、手術後の消毒で来院された際に「どうでした?」「なんともないです!」というやりとりを何度も目の当たりにしてきました。もし谷口歯科診療所で働いていなかったら、「いやいや手術なんて・・・」と思い、インプラント以外の方法でなんとかならないかと悩んでいたかもしれません。

「ブリッジ」は治療なのか破壊なのか?

17年前に右下の第一大臼歯を失い、前後の歯を削ってブリッジになった訳ですが、5年程前から、少し硬いもの(硬いお肉やごぼうなど)はブリッジのある右側ではあまり噛めなくなりました。また、時々ブリッジを支える手前の歯が冷たい水で強烈に凍みるようにもなりました。
「3本の仕事を2本でするというのは、どうなのか?」「ブリッジは治療なのか破壊なのか?」ということを当診療所の院長はよく患者様に問いかけています。
「もし、このブリッジがダメになったら、その時はインプラントにしよう」いつしかそう思うようになっていました。今考えると、ダメになってからではなく、ダメになる前にやるべきことだったかもしれません・・・。
そして、4カ月前、ブリッジを支える手前の歯に浮くような強烈な痛みがあり、頬も腫れてきました。痛み止めを飲みはしましたが、薬の効果が切れる時間になると強烈に痛むのです。ブリッジの下の歯茎も腫れ始めたため、ブリッジの切断、歯肉の切開をしてもらいました。
原因は、ブリッジの亀裂、ブリッジを支える手前の歯の根の感染、ブリッジの下の部分が不衛生になったこと、歯ぎしり食い縛り…そして、診査診断の結果わかったことは、犬歯誘導ではなくグループファンクションになっていることで負担がかかったのではないかということなどです。
院長はよく「まずは歯を失った原因を知って対策をしなければ、インプラントをお入れしたとしても、歯と同じ運命を辿ることになります。」と患者様にお伝えしています。
インプラントの治療を行っている歯医者さんはたくさんあると思いますが、ここまで診査診断を重視している歯科診療所は、もしかしたら、多くはないかもしれません。

「歯」、1本の価値って?

「歯、1本の価値っていくらだと思いますか?」という様なお話を院長はよく患者様に問いかけています。お金の価値観は様々ですが、若い頃は特に5万円の服は気にせずに買うとしても、歯科治療に自費で5万円かかる…と言われたら躊躇するかもしれません。今普通に噛んでいる食べ物が、噛めなくなるかもしれない未来を想像し、そこに時間とお金を投資することも、なかなか難しいことかもしれません。
そもそも、日本では「歯医者さんは歯が痛くなってから行くところ」という価値観が特に若い方には多いのではないでしょうか?私も20代前半まではそう思っていました。
お恥ずかしい話ですが、歯医者さんに定期的に通う様になったのは、歯を1本失ってしまった後…ではなく、歯の「ホワイトニング」をしてからでした。
歯を1本失ったのにも関わらず、歯医者さんはなるべく行きたくないところ…だったのです。
「ホワイトニング」をしたことで、せっかくお金をかけたのだから綺麗に保ちたいと思い、ようやく定期検診に行くようになった訳です。
もちろん、今では歯を失ってしまったことを後悔していますし、自分の子どもには、「ちゃんと定期的に歯医者さんに行く人」になってほしいというのが願いです^^;

「歯」って意外と壊れやすい!

歯の知識が全くなかった私が、谷口歯科診療所で働くようになって知ったことは、「歯って、こんなにも壊れやすいものなんだ…」ということです。
そして、歯を失ってしまった場合の治療費は安いものではないということも。
さらには、谷口歯科診療所の歯科衛生士長の言葉ですが「ご自身の歯(天然歯)に勝るものはない」ということです。
YouTubeでも院長がお話をしていますが、「TCH(上下の歯を無意識のうちに接触させてしまう癖)」や、寝ている時の「歯ぎしり食いしばり」によって、知覚過敏の症状が出たり、歯に痛みが出てしまう患者様が多いことに日々驚きます。

札幌市 中央区 谷口歯科診療所 スタッフブログ 即時荷重インプラント手術

硬い食べ物も侮れません。氷、アメをガリガリ噛み砕くだけで歯がすり減ったり、割れてしまう可能性があるとは知りませんでしたし、子どもの頃は梅干しの種を歯で割って種の中の仁を食べていました…。
硬~いアイス、フランスパンで歯を痛めてしまう患者様もいらっしゃいます。
だからといって柔らかいものだけをあまり噛まずに食べるのが良いかというと、そうではなく、<異常に硬いものはなるべく避け>、バランスの良いお食事をよく噛んで食べることが、自身の歯と末永く付き合う方法でもあり、健康に長生きをする方法なのかな…と思います。
天然歯がたくさん残っていらっしゃるご高齢の患者様はやはり、お元気です!

インプラント手術は〈最後の手段〉なのか??

前回のブログの最後に、「インプラントが歯を失った場合のより身近な選択肢になることを願っています」と書きました。ご存知の様に、歯を失った場合の選択肢には「インプラント」の他に、「ブリッジ」や「入れ歯」がありますが、「インプラント」はインプラント体というネジのようなものを骨に埋め込むための「手術」を伴います。
ただ、「手術」と聞くと、どうしても「手術しないと治らない!」、〈最後の手段〉というイメージがあるのではないでしょうか?
でも、良く考えてみると、両隣の天然歯を削って「ブリッジ」にすること、それによって両隣の歯の寿命が短くなる可能性があるということの方が〈最後の手段〉と考えるべきではないでしょうか?
インプラント手術は自費治療ですが、ブリッジは保険治療でできるものもあります。もしかしたら、「保険治療」でできることは「善」で、「自費治療」は「悪」「得体の知れないもの」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、生命に直結する医科と違い、歯科では保険治療(国が7~9割を負担してくれる治療)でできることがかなり限られているのです。そして、その「保険治療」がベストな選択肢かどうかよく考えなければいけない場合もあります。
17年前に歯を1本失い、ブリッジにしていたところの支える歯が痛み、ブリッジをやめて、谷口歯科診療所で即時荷重インプラント手術を経験した私が、もし今さらに1本歯を失ったとたら、、、もうブリッジにしようとは思いません。

もしあなたが歯を失ったら、インプラント?ブリッジ?入れ歯?どれを選択しますか?
ご自身の歯の価値について考えて頂くきっかけになれば幸いです。

谷口歯科診療所 スタッフ