インプラント治療とは? | Implant treatment

インプラント療法は、将来的にどんな噛み合わせで、審美的な形態も満足出来る冠を予め詳細に計画を建てた上で、植立位置の決定をしないと、結果として不自然な形態になってしまう事があります。
骨のある所に埋める時代(外科主導型)から、機能、そして審美的な自然観のある冠が入る場所に埋める(補綴主導型)が今のインプラント療法(トップダウン・トリートメント)の潮流なのです。
当院では、土手(骨)が痩せてしまって、インプラント手術は不可能と診断された方に対して、積極的に再生療法を用いインプラント植立可能な環境の実現を御提供しております。
採血により御自身の血液から濃縮した多血小板血漿(PRP療法)と人工骨(厚生労働省認可の人工骨)を使い、痩せてしまった場所に新しく土手(骨)を作り、インプラントを理想的な位置に埋入致しました。
インプラントに被せる冠は、機能はもちろんの事、審美的な自然形態が可能となりました。
※当院では、そのような場合にも対応が可能です。その方法は、ご自身から採血を行い、血小板(PRP療法)を濃縮し人工骨と合わせるという最新の骨再生技術を応用し、インプラントを入れられる環境に戻す事も可能です。
(診査診断のもと、当院における適応症と判断した場合)
※インプラントは保険適応外です。インプラント1本埋入は28,6000円から(税込)となります。
院長の主な所属学会及び研究会
【インプラント学会】
JSOI 日本口腔インプラント学会・専門医 |
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IPOI 近未来オステオインプラント学会・認定医・専門医 |
ICOI 米国 国際口腔インプラント専門医学会・認定医 |
【噛み合わせ学会】
日本顎咬合学会・噛み合わせ認定医 |
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ICMMO国際顎頭蓋機能学会・国際認定医 |
ICMMO JAPAN 国際顎頭蓋機能学会・日本部会・認定医 |
北日本口腔インプラント研究会・理事 |
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北海道医療大学クラウンブリッジ・インプラント補綴学分野・歯学部臨床研究生 |
歯を失ってしまった際の4つの選択肢 | Four choices
当院でもよく頂く質問です。選択肢は、次の4つがあります。
インプラント療法があります。

インプラントは、1本から適応可能です。ご自身の前後の歯を傷つける事は無く、取り外す必要もありません。
噛む力も元々の歯が揃っていた時と殆ど変わりありません。見た目も自然な形にも設定が出来ます。
しかし、骨が痩せてしまって細い場合や土手(骨)の高さが不足している場合は、インプラントを入れる事が出来ない事があります。
例え無理にインプラントを入れる事が出来たとしても、自然な感じの形に冠を入れる事が出来ない場合もあります。外科的な処置が必須となります
※インプラントとは「あごの骨と結合した人工歯根」の事で、2回の手術が必要となります。
骨と結合するまで、上のあごで6ヶ月間、下のあごで3ヶ月間掛かります。
前後の歯を削ってブリッジ(冠を橋渡しする事)にする方法があります。

その際には、(健康な)ご自身の天然歯を削る事となってしまいます。
仮に歯を1本失った際のブリッジは、最低前後2本のご自身の虫歯でもない歯を削るというのは余りにも勿体無い事となりますし、本来3本で噛む力を受ける所を2本で3本分の力を受けるという事は、やはり長期的には無理があります。
外科的な処置は必要ありません。
部分入れ歯という方法があります。

金具(バネ)を掛けますので、前後の歯を削る必要はありません。
しかし、ブリッジから比べると噛む力があまり出ない事の他に、金具(バネ)は必ず見えてしまう事、お食事後、寝る前には、その都度取り外し、洗浄剤などを使い入れ歯の清掃をしなくてはなりません。
外科的な処置は必要ありません。
何もしないという方法があります。
処置自体、何もしませんので、歯を削る事も、入れ歯の型を採ることもありませんし、外科的な処置も必要ありません。
しかし、将来的にはあまり有効ではありません。
谷口歯科診療所はインプラント治療の不安を徹底的に取り除きます | Secure safety
インプラント治療受診する上で歯科診療所選びは悩みます。 私が考えるインプラントを成功に導く条件があります。 実際の患者さんに協力して頂きながらポイントを幾つか挙げていきたいと思います。
①日本国内のインプラント学会専門医ライセンスを有していること。

・日本口腔インプラント学会専門医(JSOI)2010年 取得までに9年
・近未来オステオインプラント学会専門医(IPOI)2015年 取得までに7年
この二学会のみが日本国内のインプラント専門の学会です。
・米国国際インプラント専門医学会フェロー(ICOI)2005年 取得までに2年
※日本国内のインプラント学会専門医はアメリカなど海外の専門医ライセンス等より、取得難易度がとても高いとされています。
やはり日本人のあごの骨は、欧米人などから比べて小さいですから、日本人のためインプラント学会で得られる情報がハッキリと有効と言えます。
②学会発表、研究発表、論文提出などを行なっている。

学会発表、研究発表は、研鑽を積む上で大切なことです。
学会発表というのは、同業者である歯科医師の前で発言することです。
しっかりと保存しておいた患者さんの資料(口腔内写真や治療計画書など)をまとめます。
自分の臨床を振り返ることで、見えてくる「自分の臨床評価」がはっきりします。
発表だけではありません、質疑応答では、基本的には誰も助けてくれません。
そのためにも準備を怠ることはありません。
ここまで準備して臨む学会発表とは、自分の仕事に必ず「気づき」があります。
③インプラント手術までに十分な準備期間を掛けている。

まず、私達が感じることは、その「インプラント屋さん」の広告塔の人物とその取り巻きの実態が不明かつ不可思議です。
広告塔の人物だけ、お名前、お顔、出身大学は出ているようですが、実際の執刀医先生方のお名前、お顔、出身大学、学会発表や研究論文、歯科専門誌への執筆等を見たことがありません。
通常、インプラント治療専門の歯科診療所でインプラント治療を総合的に診査診断、治療計画等を立案するまでに要する時間は、最低でも1ヶ月以上は掛かります。十分な診査診断、十分な準備、十分な同意、歯科麻酔医等の手配など。
因みに最近、当院にセカンドオピニオンでいらした方は、「インプラント屋さん」にて午前にインプラント相談に行ったら、その勢いで午後に手術をされたとのことでした。「痛くてどうにかして欲しい」ということでした・・・。
このような話を聞くと、言いたいことは山のようにありますね。
インプラント セカンドオピニオンについて
谷口歯科診療所のインプラント治療例 | Secure safety
谷口歯科診療所のインプラントは、骨を増やす、歯肉(歯茎)を増やす。
インプラント治療受診する上で歯科診療所選びは悩みます。
私が考えるインプラントを成功に導く条件があります。
実際の患者さんに協力して頂きながらポイントを幾つか挙げていきたいと思います。
診査診断
お口の中を少し診ただけでは、診査診断とは言えません。
当院では、まずは主訴の確認をします。
歯を失ってしまった経緯やご希望の確認。
その他にX線検査、虫歯検査、歯周病検査、口腔内写真撮影を行なっております。
具体的にインプラントの話をお聞きになりたい方に対して、噛み合わせを含めて模型診査を行なっております。
噛み合わせを正確に記録する装置を使って上下あごの模型分析を行います。
お口の中だけではなく、噛み合わせ装置に模型を組み込むことで、 より詳しい噛み合わせの診査診断が可能となります。
顎の骨を増やす
この患者さんは、歯の無いところにインプラント治療をご希望された方です。
しかし、数軒の歯科診療所では「あごの幅が細いため、インプラント治療は不可能」と診断されました。
当院では、骨を増やす(再生療法)を行なっておりますのでインプラント治療自体は可能です。
治療計画を立てる際に必ず行うのが、模型診査です。
実際に模型上に患者さんの理想とするおおよそのインプラントに被せる歯型シミュレーションを作製して、ご本人にご覧頂きます。
あごの幅を太くすると理想的なインプラント植立位置はどこになるのか?を計測して特定します。
あごの幅を太くすることを想定した歯型シミュレーションです。
歯型が模型上で問題が無いことを確認後、実際にお口の中に歯型シミュレーションを装着してみて問題が無いことをご本人に確認して頂きます。
インプラントに被せる歯型シミュレーションの形態が決まりましたら、インプラントをどの位置に植立するのが理想でしょうか?
もちろん写真の黄色印のように、歯型シミュレーションの真ん中なんです。
力学的に最も安定しているこの真ん中の位置にインプラント植立計画を行うことが大切なのです。

その為には、この計画通りにインプラント植立を行うための物差し(ワイヤーステント)が必要となります。
このワイヤーステントが使用されないとインプラント植立位置は目見当となりますので、最終的に作製されるインプラントの歯型は行き当たりばったりの曖昧な歯型になる可能性があります。
名人のような先生は「必要はない」と仰るかもしれません。
しかし、患者さんは名人芸が見たい訳では無いと思います。
極力、安心、安全に理想的な歯型を想定したインプラント治療の実現は、必ず手間暇が掛かります。
簡素化はできません。
インプラントの理想的な植立予定位置に誘導する装置「ワイヤーステント」をお口に装着します。
このワイヤーステントを装着した状態でX線撮影をしないと、何のための撮影なのか?判りません。それは、インプラント植立を行いたいあごの骨の状態を知りたいのです。
もちろん、ワイヤーステントを装着した状態で歯科用CTスキャンの撮影も行います。
この患者さんのあごの幅は場所によっては4㎜以下という細さのため、骨量が欲しいところです。 インプラント植立手術と同時に再生療法により、「あごの骨を増やします」
術前、術後のあごの太さの違いが確認できます。インプラント植立手術と同時に再生療法を行いました。
細かった顎の骨を再生療法で増やしながら、インプラントを植立しました。
手術後、歯科用CTスキャンであごの骨幅が太くなっていることを確認しました。
歯肉(歯茎)を増やす
骨を増やすと(太くすると)どんな不具合が起こるのでしょうか?
もちろん、インプラントの植立ができた後のお話です。
同じ患者さん左右の図にある黄色矢印を見比べてみると色が全く違います。
歯肉の色は、上図が赤色で下が白色に見えます。
この理由は、骨を増やすと歯肉の量が足りなくなってしまうからです。
ほっぺたを動かしても歯の周りにある歯肉は動きません。
不動粘膜と言います。
ほっぺたを動かすと一緒に動いてしまう歯肉があります。
可動粘膜と言います。
この可動粘膜が多いとほっぺたを噛みやすく、食片停滞しやすくて虫歯や歯周病になりやすい環境と言えます。
歯ブラシをすると痛い場合もあるのです。
歯もインプラントも不動粘膜に囲まれていると自浄性が高くなるので、大変に衛生的で食片停滞を防止できるのと、ほっぺたを噛みにくくなります。
歯ブラシによる痛みも出にくいと言えます。
当院では、インプラント治療計画の段階で不動粘膜の不足が想定される場合は、必ず不動粘膜の獲得に対する必要性についてご説明させて頂いております。
インプラントシステムとコンピューター誘導 | Implant system and computer induction

当院のインプラント治療は、「10年保証の認定」を受けています!
患者様に安心して治療を受けていただく為に、 長期保証制度を設けております。
谷口歯科診療所で使用しているインプラントシステム

京セラのインプラントシステムFINESIAは、元祖純国産インプラントなのです。
日本人のために開発されたインプラントですから、そのクオリティーはもちろん間違いありません。日本人は、外国人よりもあごが小さいですので、そもそもの開発対象は日本人が前提です。
そして、海外のインプラントメーカーと大きく違うのは、会社としての信頼性です。海外メーカーは、買収、合併などが多く、そのため在庫管理が複雑化となり、何か部品が必要になった時に当院は2ヶ月待ったこともあります。
京セラは、在庫管理も優れた会社ですので、注文から数日で届くことも歯科診療所としても安心なのです。
次期、京セラインプラントシステム 「ファインシア」も期待できそうです。

京セラ公認インプラント臨床マイスターに認定されています。
谷口歯科診療所で使用しているコンピューター誘導型インプラントシステム

和田精密歯研株式会社製の「ビオナ」というシミュレーションソフトというコンピューターソフトとガイドステントを使用しています。
とても使いやすく、患者さんへの説明時もとても解りやすいと好評を得ております。
2019年3月現在で7年間の実績の結果、谷口歯科診療所のインプラント治療は大変好評を頂いています。
メーカーより依頼を受け「コンピューター誘導型インプラント」の使用の仕方、注意点、ポイントなどの他にインプラント治療以外にも私が考案しました世界初!次世代型「コンピューター誘導型の歯牙移植治療」についても執筆させて頂いております。

谷口歯科診療所のコンピューター誘導インプラントシステム | Implant system and computer induction
「ワイヤーステント」という物差しを使用してインプラント手術を行うことは、当院では常識です。
では、「コンピューター誘導インプラントシステム」とは何が違うのでしょうか?
簡単に言うと「アナログ技術」と「デジタル技術」の融合なのです。
谷口歯科診療所では2012年(平成24年)より、コンピューター誘導インプラントシステムを導入しております。
コンピューターでシミュレーションを行いそのシミュレーション通りにインプラント治療で使用する器具の無駄な動きを制御することができます。
従来のワイヤーステントでは2次元的な制御でした。
今まで再現できなかった前後左右の3次元的な制御が可能となるため、今までのワイヤーステントでは難しいとされていた手術でもその適応症の広さは、もはや人間技ではできない領域があります。
ケース1 前歯の場合
お口の中を少し診ただけでは、診査診断とは言えません。
当院では、まずは主訴の確認をします。
歯を失ってしまった経緯やご希望の確認。
その他にX線検査、虫歯検査、歯周病検査、口腔内写真撮影を行なっております。
具体的にインプラントの話をお聞きになりたい方に対して、噛み合わせを含めて模型診査を行なっております。
噛み合わせを正確に記録する装置を使って上下あごの模型分析を行います。

お口の中だけではなく、噛み合わせ装置に模型を組み込むことで、より詳しい噛み合わせの診査診断が可能となります。
実際に模型上に患者さんの理想とするおおよそのインプラントに被せる歯型シミュレーションを作製して、ご本人にご覧頂きます。
ここまでは、「ワイヤーステント」でのインプラント治療と差はありません。
歯型シミュレーションの形や噛み合わせに問題がない事をご本人確認します。
その歯型通りにインプラント治療するためにコンピューターシミュレーションを行う為の装置「CT撮影用テンプレート」を作製します。 この装置をお口に装着したまま歯科用CTスキャン撮影を行います。

谷口歯科診療所オリジナル1 コンピューターシミュレーションの動画
術前シミュレーション
コンピューターシミュレーションが終了すると、「ガイドステント」、「あごの骨模型」、「スケジュール表」が納品されます。
「ガイドステント」と「あごの骨模型」を使って実際の器具を使用して、手術のシミュレーション(プレオペレーション)を行います。
完成したガイドステントがコンピューターシミュレーション通りに実際に機能するのか?
このプレオペレーションを行うことが、安心安全にインプラント治療を行う上で非常に重要なのです。
手術前に実際にお口に装着することで、適合などに問題が無いか?
お口はどこまで開けることが可能なのか?様々なチェックを行い、手術当日を迎えます。
ケース2 奥歯の場合
【診査診断】
お口の中を少し診ただけでは、診査診断とは言えません。
当院では、まずは主訴の確認をします。
歯を失ってしまった経緯やご希望の確認。
その他にX線検査、虫歯検査、歯周病検査、口腔内写真撮影を行なっております。

具体的にインプラントの話をお聞きになりたい方に対して、噛み合わせを含めて模型診査を行なっております
噛み合わせを正確に記録する装置を使って上下あごの模型分析を行います。
奥歯:歯の無い場所にインプラント治療をご希望の患者さんです。
お口の中だけではなく、噛み合わせ装置に模型を組み込むことで、より詳しい噛み合わせの診査診断が可能となります。
実際に模型上に患者さんの理想とするおおよそのインプラントに被せる歯型シミュレーションを作製して、ご本人にご覧頂きます。
ここまでは、「ワイヤーステント」でのインプラント治療と差はありません。
歯型シミュレーションの形や噛み合わせに問題がない事をご本人確認します。
その歯型通りにインプラント治療するためにコンピューターシミュレーションを行う為の装置「CT撮影用テンプレート」を作製します。 この装置をお口に装着したまま歯科用CTスキャン撮影を行います。

谷口歯科診療所オリジナル2
【ドリルスケジュール】

【顎の骨模型、ガイドステント】
【術前シミュレーション】
コンピューターシミュレーションが終了すると、「ガイドステント」、「あごの骨模型」、「スケジュール表」が納品されます。
「ガイドステント」と「あごの骨模型」を使って実際の器具を使用して、手術のシミュレーション(プレオペレーション)を行います。
完成したガイドステントがコンピューターシミュレーション通りに実際に機能するのか?
このプレオペレーションを行うことが、安心安全にインプラント治療を行う上で非常に重要なのです。
手術前に実際にお口に装着することで、適合などに問題が無いか?
お口はどこまで開けることが可能なのか?様々なチェックを行い、手術当日を迎えます。
上顎洞挙上術(サイナスリフト) | Maxillary sinus surgery
谷口歯科診療所の上顎洞挙上術(サイナスリフト)
インプラント治療を上あごの奥歯に行うときに上顎洞という空洞が問題となる事があります。
あごの骨に奥行きが少なく、インプラント治療を行いたくても、インプラントが上顎洞を突き抜けてしまう恐れがあるのです。
そこで、人工骨を使用して骨の奥行きを増やすサイナスリフト、ソケットリフトを行います。
そのような場合は、どうすれば良いのでしょうか?谷口歯科診療所では、3つの方法をご提案しております。
1つ目は、サイナスリフトという方法です。

この方法は、あごの骨の奥行き(厚み)が5mm以下の場合の選択となります。
インプラントの初期固定と呼ばれる安定が得られない可能性がある場合に選択される方法です。
人工骨を使用して、骨の奥行きを増やします。
初期固定が得られる場合にはインプラント埋入と同時に行うこともあります。
2つ目は、ソケットリフトという方法です。

この方法は、あごの骨の奥行き(厚み)が5mm以上の場合の選択となります。
インプラントの初期固定が得られる場合にインプラント埋入と同時に行う方法です。
骨の奥行き(厚み)が「あと少し!2〜3mm」欲しいという場合に人工骨で奥行きを少し増やす場合は大変有効です。
3つ目は、インプラント傾斜埋入という方法です。

この方法は、上顎洞までの奥行き少ない(厚み)代わりに鼻腔側、前後に骨の奥行きがあるという条件を満たしている場合に選択できます。
この場合、当院ではコンピューター誘導で確実なインプラント傾斜(斜めに)埋入を行なっています。人工骨は、多少使用する事がございます。
コンピューター誘導インプラント治療を行なっておりますので、上顎洞への穿通やインプラント同士の干渉はありません。
コンピューター誘導インプラント治療を行なっておりますので、上顎洞への穿通はありません
OAMインプラントシステム | OAM Implant System
谷口歯科診療所のコンピューター誘導OAMインプラントシステム

あごの骨の幅が狭い、厚みが薄い場合インプラント治療が困難な場合、骨を増やす処置があります。
骨を増やすことを最小限にして、既存の骨を膨らませる方法があります。
当院では、2015年より「OAMインプラントシステム」を導入しております。
OAM(Oguchi Augmentation Method)インプラントシステムとは、名古屋市立大学医学部 非常勤講師 大口 弘先生が考案したインプラント手術法です。
通常、インプラント治療では、インプラントを入れたい部分の歯肉を切り開き、その下の顎の骨に歯科用のドリルを使って穴を開け、そこにインプラントを埋めこみます。
「ドリルを使う手術」ということに対しては、恐怖感や抵抗感の感じる患者様も多くいらっしゃいます。そんな患者様に最適な方法が、ドリルを使わずに骨に穴を開ける「OAMインプラントシステム」です。
「OAMインプラントシステム」では極細の鍼灸治療に用いるような針を使用し、骨表面にほんのわずかの大きさの穴を開け、その穴を少しずつ拡げてインプラントを入れます。
骨を削らないので個人差がありますが、傷も小さく、痛みも少なく、ほとんど出血もありません。そのため治りも早く、従来の治療法に比べて通院も短くて済みます。
※厳密には、ドリルを使う量が98%削減された方法です。
最初にインプラントを埋め込む場所に小さな印をつける時、直径1.6mmのドリル使用します。痛みはありません。

OAMインプラントシステムの特徴
- 痛みや腫れ、出血がほとんどない
- 骨を少しずつ拡げることにより、インプラント周囲の骨の骨密度が飛躍的に増すため、インプラントがより長持ちし、骨そしょう症のような骨密度が低い方にも有利
- ドリルをほとんど使わないので、不快な音がしない
- 今までのインプラントの治癒時間の短縮が可能
- 神経、血管の損傷が起こらないため安全
- ごく小さな穴をあけるので、骨の幅が1mmしかない患者様でも可能
- 骨密度が極端に高い方(骨密度がD1という数値を示す方)には適用できない場合もある
- OAMインプラントシステムを導入している医院のみで選択できる治療法(すべての医院で選択できる治療法ではありません)
従来のOAMインプラントシステムには、「ワイヤーステント」、「コンピューターガイドステント」を併用して手術を行うという概念はありません。
しかしながら、当院はインプラント治療を計画する上で、どんな器具を使用してインプラント治療を行うにも「何らかのステント」は、必要不可欠と考えております。
そこで、コンピューター誘導型インプラントシステムとOAMインプラント治療をミックスすることで「コンピューター誘導型OAMインプラントシステム」としてインプラント治療を行うことが出来るのは、全世界で谷口歯科診療所だけです。
実際に模型上に患者さんの理想とするおおよそのインプラントに被せる歯型シミュレーションを作製して、ご本人にご覧頂きます。
あごの幅を太くすると理想的なインプラント植立位置はどこになるのか?を計測して特定します。
歯型シミュレーションの形や噛み合わせに問題がない事をご本人確認します。
その歯型通りにインプラント治療するためにコンピューターシミュレーションを行う為の装置「CT撮影用テンプレート」を作製します。
この装置をお口に装着したまま歯科用CTスキャン撮影を行います。

CTスキャンで確認すると一番細い場所では、3.3mmでした。
手術前に実際にお口に装着することで、適合などに問題が無いか? お口はどこまで開けることが可能なのか?様々なチェックを行い、手術当日を迎えます。
コンピューター誘導OAMインプラントシステムと、骨に再生療法を行いました結果、インプラントを支える十分な太い土手になりました。
診療の流れ | Treatment flow
Step1. 来院

Step2. 医療面談

Step3. 資料取り

Step4. 現状のお口の中をご説明

・治療期間
・治療費用
Step5. 初期治療

・歯周病のある方はまず治してから
・噛み合わせが悪い人もあごの位置を治します。
・ブラッシング指導
Step6. 一次手術

Step7. 治癒期間

Step8. 二次手術

Step9. 人口歯の製作・装着

Step10. メンテナンス

インプラント Q&A
A1 インプラントは顎の骨に埋め込むチタンのねじと、そのネジで支えるチタンのヘッド部(被せ物)からなります。 インプラントは最短6週で顎の骨と結合し、新しい歯は自分の歯と同じぐらいしっかりと固定されます。整形外科で使われる人工関節の材料と同じです。(第二の歯ともいわれています)
A2 失ってしまった歯を取り戻すためです。歯を失ったことで生じる影響はさまざまですが、食べること・話すことに不便を感じたり、筋肉痛や頭痛に悩まされたりすることもあります。歯が揃っていることは健康な暮らしの基本条件だと言われています。 目立つ針金や、取り外しの入れ歯から開放されたいと言う方が多いのも事実です。
A3 インプラントの一番のメリットは、隣の健康の歯を削らないことです。ご承知のように、歯は治療し削りだすと長持ちしなくなります。両サイドの歯を削り、橋のように被せ物をする治療をブリッジと言いますが、文献的に平均10 年で何らかのトラブルが出ると言われています。インプラントは現在10年で98パーセントの生存率を示しています。
A4 痛いように思いますが、歯を抜く程度かそれ以下だと思います。個人差はありますが、症例によっては腫れや痛みを伴うこともあります。 痛みに弱い人は、専門麻酔医による静脈内鎮静法(まったく辛さを感じません)もできます。
A5 大切なご質問です。手術費用は1本286,000円〜(税込)です。 使うメーカー、先生の技術により差があると思います。一流の心臓外科医の手術が高いのと同じです。費用も大切ですが、先生の人間性とスタッフの雰囲気、その後のメンテナンスと最後まで面倒を見てくれることが費用以上に大切だと思います。
A6 以前は、咬むことをメインに考えられていましたが、世界の流れとして審美インプラントという言葉が出ています。審美的にも優れ、しかも咬むことができる。これが現在のインプラントです。ですから外から見ても分からないようになりました。
A7 保証期間:口腔内装着日より 5年間保証 当院の定める「定期検診の受診」が保証対象の条件となります。 お食事以外での破損等は、その限りではありません。