こんにちは。札幌駅前の赤れんがテラス6階にある谷口歯科診療所、4代目院長の谷口昭博です。

お陰様で谷口歯科診療所は2026年8月11日に開設110周年を迎える事が出来ました。
日頃より大変お世話になっております関係各位の皆様に支えられ、ここまで来る事が出来ました。
この場をお借りしまして、深く感謝申し上げます。
今後とも谷口歯科診療所を宜しくお願い致します。
谷口歯科診療所
「口臭が気になって人と会話するのが怖い」「市販のケア用品や他の歯科医院で検査を受けても改善しなかった」といったお悩みを抱えていませんか?
口臭は目に見えないため、自分一人で悩み込み、深い不安やストレスを感じやすいデリケートな問題です。一般的な歯科診療での口臭ケアと、当院が導入している「ほんだ式口臭外来」とでは、検査・診断・治療アプローチが大きく異なります。
本記事では、札幌駅前・赤れんがテラス6階に位置する谷口歯科診療所のほんだ式口臭治療認定医が、ほんだ式口臭外来の具体的な診療内容、機械検査だけに頼らない官能試験(現在は感染等の問題により見合わせております)の重要性、そして本当の発生原因を突き止めるカウンセリング治療の全貌を分かりやすく解説します。
見出し
口臭の悩みは、なぜ機械の検査(測定器)だけで解決しないのか?
「口臭測定器で測ってもらったけれど『異常なし』と言われた」「数値はゼロなのに、どうしても臭いがある気がする」——当院の口臭外来を受診される患者様から、このようなお声を数多くいただきます。
なぜ、最新の検査機器を使っても口臭の悩みが解決しないことがあるのでしょうか。まずはその構造的な理由から解説します。

世の中の匂いは無限大|測定器が検知できる匂いの限界
一口に「口臭」と言っても、その原因物質や匂いの種類は多種多様です。例えば、世の中には洋菓子店に並ぶケーキの種類や香水の種類が何十・何百とあるように、匂い物質の組み合わせは無限に存在します。
しかし、一般的な口臭測定器は、プログラムされた特定の化学物質(主に硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物)しか検知できません。測定器が認識できない成分による匂いや、複合的な匂いが発生している場合、機器のセンサーは反応せず「数値ゼロ(異常なし)」と表示されてしまいます。
「数値ゼロ=口臭がない」ではない理由
患者様自身が実際に不快な匂いを感じていたり、周囲の反応に不安を覚えていたりするにもかかわらず、検査機器で「数値ゼロ」と提示されただけでは、何の安心感も得られません。
何より、測定器は「現在の数値を測る道具」に過ぎず、治療機器ではありません。数値が出ても出なくても、「なぜその匂いが発生しているのか」、「どうすれば治るのか」という具体策が示されなければ、口臭の悩みが解決することはないのです。
ほんだ式口臭外来の最大の特徴「官能試験」とは?
ほんだ式口臭外来において、検査の核となるのが「官能試験(かんのうしけん)」です。
人間の鼻は最も精密な「匂いセンサー」
どれほど技術が進歩しても、人間の嗅覚ほど多種多様な匂いを鋭敏かつ精密に識別できる人工センサーは存在しません。
官能試験とは、口臭治療の専門知識を持った歯科医師が、患者様の呼気(吐き出す息)や口腔内の空気を直接鼻で嗅いで確認する検査法です。直接匂いを確認することで、機器では拾いきれない微妙な匂いの質、強度、発生パターンを正確に把握することができます。
患者様と歯科医師が「同じ実感」を共有・共感する大切さ
官能試験のもう一つの大きな目的は、患者様と歯科医師が「実感を共有する」ことにあります。
「確かにいま、こういう場面でこのような匂いが発生していますね」「このレベルであれば周囲に不快感を与えるレベルではありませんよ」といったやり取りを通じ、医師が患者様の訴えに深く寄り添い、共感します。このプロセスを経ることで、目に見えない不気味な「匂いへの恐怖」を客観的な事実へと落とし込むことができるのです。
※現在、感染症対策(三密回避等)の観点から、時期や状況に応じて官能試験の実施を行っておりません。
谷口歯科診療所は安心・安全な環境下で診療を行っております。
ほんだ式口臭外来で行う具体的な検査と治療の流れ
ほんだ式口臭外来での初診診療は、お一人あたり約4〜5時間という時間をかけてじっくりと行います。表面的な口すすぎや清掃指導にとどまらず、身体の生理機能や生活習慣まで踏み込んで原因を探ります。
① 1週間分の「生活記録表」による詳細な分析
受診の1週間前から、患者様には食事内容、就寝・起床時間、水分の摂取タイミング、口臭を強く感じた時間帯などを記録した「生活記録表」を作成していただきます。
口臭は、食べるものだけでなく、空腹の時間帯、水分の摂り方、生活リズムの乱れによっても大きく変動します。過去の行動を詳細に把握することで、匂いが発生しやすい「危険時間帯」を特定します。
② 唾液検査と口腔生理機能の精密評価
口臭と最も深い関わりを持つのが「唾液(だえき)」です。 当院では、単に歯周病や虫歯の有無を確認するだけでなく、以下の「口腔生理機能」を厳密に測定します。

- 唾液の分泌量:安静時・刺激時に十分な量の唾液が出ているか
- 唾液の質(自浄作用・緩衝能):お口の中の細菌繁殖を抑える力が機能しているか
- 咀嚼(そしゃく)状態:正しく噛み砕いて食事できているか
※もし歯の欠損や入れ歯の不適合によって満足に噛めていない場合は、必要に応じてインプラント治療やブリッジ、咬合(噛み合わせ)治療を並行してご提案いたします。
③ 3時間に及ぶ丁寧な問診(カウンセリング)

集めた検査データ、生活記録表、測定器の数値をもとに、約1時間かけて問診・カウンセリングを行います。
どのような場面で不安を感じるのか、過去にどのような辛い経験があったのかなど、患者様のお話を丁寧にお聞きし、お口の中の状態と生活習慣をリンクさせた「分析チャート」を作成します。
なぜ口臭が発生するのか?「原因」が見えれば対策が見える
人間は「正体のわからないもの」「目に見えないもの」に対して強い恐怖や不安を抱きます。口臭に対する深い悩みの正体も、この「原因がわからない恐怖」にあります。
心理的ストレスと「生理的口臭」の深い関係
口臭外来を訪れる患者様の中には、「緊張する場面や人前に出ると急にお口が渇き、匂いが気になる」という症状を訴える方が非常に多くいらっしゃいます。一方で、「自宅で一人でリラックスしている時は全く気にならない」というケースが典型例です。
自律神経が緊張状態に傾くと、交感神経の働きにより唾液の分泌が抑制され、お口の中が乾燥します(ドライマウス状態)。唾液による自浄作用が低下すると、口腔内の細菌が一時的に繁殖し、強い生理的口臭が発生しやすくなります。
原因に合わせたオーダーメイドの「個別対策プログラム」
原因が「緊張による自律神経の乱れと唾液不足」だと判明すれば、無駄な歯磨きを繰り返す必要はありません。
- 緊張時の唾液分泌を促す特殊な口腔エクササイズ
- 適切な水分補給のタイミングと補給方法
- 口臭の無臭化を助ける専門オーラルケア用品の活用
このように、原因が特定できれば、それに対する具体的かつ確実な「対処法(処方)」を提示することができます。姿形が見えなかった口臭の正体が明確になることで、多くの患者様が安心感を取り戻し、治療への第一歩を踏み出されています。
まとめ|一人で悩まず専門の口臭外来にご相談ください
口臭治療とは、単に歯を磨いたり、洗口液で匂いを覆い隠したりすることではありません。お口の生理機能を取り戻し、生活習慣を整え、患者様自身が「自分の息に自信を持てる状態」を一緒に作り上げていく医療プロセスです。
- 一般的な口臭測定器だけで「異常なし」と言われ悩んでいる方
- 人前で話すときに口元を隠してしまう方
- 長年、口臭の不安から解放されず苦しんでいる方
谷口歯科診療所の2005年口臭外来開設21年間の経験に基づく「ほんだ式口臭外来」では、患者様一人ひとりの声に耳を傾け、根本原因の解明と具体的な改善プログラムをご提供しております。まずは一度、当歯科診療所までお気軽にご相談ください。

【診療のご案内】
- 医院名:谷口歯科診療所
- 所在地:札幌市中央区北2条西4丁目1 赤れんがテラス6階
- 診療内容:インプラント治療、かみ合わせ治療、口臭治療、審美歯科、予防歯科、一般歯科
- お問い合わせ:公式ホームページまたはお電話にてご予約を承っております。